事業の概要

白山ろくの観光推進のために「モバイルハウス」を活用した 新しい地域観光プランを策定するための実証実験事業です。

MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となります。
 本事業では数種類の「モバイルハウス」を積載した軽トラックを活用し、地域密着で生活体験ができる「文化体験」を提供し、地域の2次交通問題の解決や、観光客の中長期滞在の促進につながるかを検証します。
 また換装可能な「モバイルハウス」の保管(展示)拠点を整備し、観光資源の情報を発信する機能(コンシェルジュ機能)とともに滞在中に必要な物資を提供する機能(プラットフォーム機能)を持たせ、観光地の活性化を図りつつシェアリングエコノミーの可能性を探ります。

観光庁の令和 2 年度第 3 次補正予算事業「既存観光拠点の再生・高付 加価値化推進事業」として採択を受けております。

主催:ホワイトリングバス(株)、後援:(一社)白山市観光連盟、 協力:Carstay(株)、(株)生きがい工房、金沢工業大学